今人気のある店舗内装デザインの会社を10社を調べてみた

人気のある店舗内装デザインの会社

店舗内装デザインを作るときに会社に依頼するにしても、どこの会社がいいのかよくわからないことが多いと思います。
そこで、今人気のある会社を10社調べてみました。
おすすめ順にご紹介していきます。

1位、株式会社LARGO

東京渋谷区にオフィスを持っているLARGOです。
デザインから施工までを一貫して請け負うため、依頼者からするといくつもの会社を通す手間がありません。
同じ会社にすべてを依頼することで行き違いを防ぎ、希望通りの店舗内装デザインをより確実に仕上げられます。
実際に店舗内装デザインを作っていくにあたって、このようなすべてを1つの会社がやってくれるのはとても便利なもので、人気のポイントになっています。
さらに顧客の依頼通りのものを作るのはもちろんのこと、さらにその上の提案を目指すという熱意を持っているところもとても人気の会社です。

2位、株式会社東京建創

東京都町田市にオフィスがあり、東京、町田、神奈川、横浜などのエリアを中心に仕事を請け負っています。
人が集まるようなお店を作るというコンセプトで、素敵なお店作りをサポートしてくれます。
その歴史は古く、すでに50年もこの仕事をしているという老舗の店舗内装デザインの会社ですから、それだけ実績も豊富です。
腕の確かな会社を選びたいときにはおすすめです。

3位、株式会社セゾン

東京都江戸川区にオフィスのある会社で、こちらもこの会社を通すことで工事まですべてをお任せできる会社です。
人気が高いのは依頼人に寄り添う気持ちを大切にしており、しっかりサポートをしてくれるためです。
初めての店舗作りで右も左もわからないといったとき、とても頼りになる会社になるでしょう。
最初のヒアリングからとても丁寧に対応してくれますから、自分一人ではデザインなど決められないときも気軽に利用できます。

4位、株式会社タフデザインプロダクト

東京都世田谷区にオフィスのある会社です。
これから店舗を作ろうとする新オーナーたちと同じ目線で一緒に店舗を作ろうという考えのデザイナーが多く、気軽に希望や悩みを打ち明けられ、それを共に形にして行ける会社です。
特徴として女性が多く集まる店舗の内装作りが得意で、美容院などの施工数が多い会社です。
これから女性向けの店舗を作りたいときには頼りになるでしょう。

5位、クロノバデザイン株式会社

東京都渋谷区にオフィスを持っている会社です。
デザインから施工までをすべて請け負える便利なところも人気ですが、こちらでは地域密着型のお店作りを得意としています。
そのようなクライアントからの要望を多くこなしてきた実績があり、大都会の中にあっても地域に密着した魅力あるお店作りができるでしょう。

6位、株式会社アディスミューズ

東京都中央区にオフィスのある会社で、創業から40年以上が経過している歴史の長い会社でもあります。
それだけ経験も豊富で、特に物販系や食品、飲食関連の店舗内装デザインの実績が豊富です。
ユニークな特徴としてこちらは店舗で使う什器やマネキンの貸し出しも可能です。
これから作りたい店舗に使う備品を用意できない場合、こちらの会社で内装をお願いしつつ、備品をレンタルしてすぐ開店できます。

7位、株式会社グリッドフレーム

東京都港区にオフィスのある会社です。
空間の作り手であるこの会社には「取り替えの利かない空間」にこだわるという強い想いがあります。
それによって人や世界を変え、よりよい未来を作りたいという願いを持って仕事をしている会社で、魂のある空間作りをしてくれるでしょう。
創業からすでに20年が経過しており、実績も豊富な会社です。

8位、株式会社エイケー

東京都渋谷区にオフィスのある会社です。
これから作る店舗を通じて起こる人と人とのつながりや出来事まで含めて設計するのがコンセプトの会社です。
ただの空間づくりに終わらない、思い描いた通りの交流が生まれるお店作りができるでしょう。
設立からすでに20年を経過した実績豊富な会社でもあり、人気があります。

9位、株式会社エスパース・ジャパン

東京都豊島区にオフィスのある会社です。
飲食店を中心に店舗づくりをしている会社で、クライアントのニーズをしっかり汲んだ店舗づくりをしています。
コストについてもニーズに応じた対応ができ、手頃なお店から高級店まで幅広く作れるところが人気です。

10位、株式会社ミュープランニング

東京都渋谷区にオフィスを持っている会社です。
いろいろなジャンルの店舗内装デザインから製作まで、すべて一貫して行えるほか、さらにこちらではWEB製作やプロモーションなど、内装デザイン以外の分野でも開業に向けて協力を受けられることもあります。
これから作りたいお店の実現に向けた総合的サポートを受けられるデザイン会社になるでしょう。

まとめ

ご紹介したように今人気の店舗内装デザインの会社がいくつもあります。
なるべく人気の会社にお願いしたい方や、相談する会社が見つからない方など、これらの会社まで気軽に相談してみてください。

美容室の内装デザインに強い会社 5社【2020年編】

美容室の内装デザインに強い会社

美容師は人気の職業で、独立して自分のお店を持つことを夢見ている方も多いでしょう。
独立の準備が整い、いよいよ自分のお店を作る段階になったら、大切な自分のお店はどこの会社に頼むのがいいでしょうか?
美容室のデザインに強い会社をご紹介します。

1位、株式会社LARGO

美容室の内装を多く手掛けている会社で、過去の実績にもたくさんの素敵な美容室があるのがわかります。
特定のコンセプトに統一した美容室もあるのですが、中には複数のテイストをミックスしたデザインもあるのがポイントです。
オーナーの夢を叶えるために特定のテイストで統一するもよし、立地を考えて特定のテイストに別のテイストをうまく取り入れるもよし、いろいろな難しい注文にも対応できる実力のあるデザイン会社です。

2位、株式会社タフデザインプロダクト

美容室を多く手掛けているデザイン会社の1つです。
こちらは女性向けの店舗デザインを多く手掛けているため、多くの女性から受けやすいデザインを作りたいときには向いています。
過去の実績では木目や小物、観葉植物などをたくさん置いた明るい美容室や、オシャレなカウンターやインテリアにこだわり、さらにはキッズスペースまで併設されている美容室なども手掛けています。
女性向けの美容室作りにもう一押し、経験豊富なプロのサポートが欲しい時などにはおすすめの会社です。

3位、株式会社東京建創

実績豊富な東京の店舗内装デザインの会社で、美容室も多く手掛けています。
オシャレな美容室はとことんオシャレに作れます。
こちらが過去に作ったお店にはクラシックなバーカウンターがインテリアとして作られているなど、まるで映画のセットのようなお店作りも可能。
その一方で、広い店内に等間隔にイスと鏡を並べただけであまりインテリアも置かないなど、シンプルなお店作りもしています。
注文に合わせて堅実に美容室を作れる会社です。

4位、クロノバデザイン株式会社

ユニークな存在感のある店舗作りをしているデザイン会社で、美容室も手掛けています。
シンプルならシンプルで、個性的な個性的で、どのようなテイストでもきちんと独自の存在感のある美容室を作っています。
ただ髪を切れればいいというだけでなく、また来たくなるような個性的な魅力ある美容室にできるでしょう。

5位、株式会社グリッドフレーム

強い思いを持ってデザイン作りをしている会社で、こちらが手掛けた美容室はほかではほとんど見ないような非常に強い個性のある内装にもできます。
たとえば店内の多くがメタリックカラーで、インテリアなどもあまり置かないなど、あえて機械的な印象のある内装などです。
強い思いや個性を込めたお店作りがしたいときには向いている会社になるでしょう。

飲食店の内装デザインに強い会社 5社【2020年編】

飲食店の内装デザインに強い会社

これから飲食店を作ろうとしている方も多いでしょう。
そんなときに内装デザインはどこに頼むといいでしょうか?
このジャンルでの内装に強い会社をご紹介します。

1位、株式会社LARGO

過去の実績として飲食店も多く手掛けているデザイン会社です。
過去の事例ではオープンキッチンのライブ感を楽しめるお店を作っており、ただの食事処ではない、その飲食店のすべての体験を楽しめるお店を作っています。
もちろんこのような飲食店だけでなく、コンセプトに沿った素敵なお店作りができます。
エピソードを作るというデザイン会社としてのコンセプトに合う、素敵な出会いや体験を受けられる飲食店を作れるでしょう。

2位、株式会社アディスミューズ

経験豊富なデザイン会社で、飲食店の内装を多く手掛けている会社です。
単独の飲食店の内装はもちろん経験が多く、コンセプトに合わせた内装を作れるほか、こちらの会社はショッピングモールや他の商業施設の一角などに作られた、ちょっとした飲食店や食事スペースの内装も手掛けています。
周囲の環境とうまく調和しつつ、それでいてそのお店の魅力を引き出せるような内装も作れる頼もしい会社です。

3位、株式会社クロノバデザイン

小さくてもそのお店を起点にして街に活気があふれるようなお店作りをしている会社です。
そのデザインコンセプトに合うような、とても個性的な飲食店を作っています。
中には「ロマン」といった日常生活では感じにくいユニークなコンセプトを感じさせる飲食店も過去に手掛けています。
その街の中でしっかりとした存在感のある飲食店を作れる会社です。

4位、株式会社エスパースジャパン

対応できるお店のジャンルを絞っている会社で、飲食店の内装デザインを専門の1つとしています。
バーやクラブ、カフェ、イタリアン、フレンチ、和食、ラーメン、寿司など、さまざまなジャンルのお店の内装を手掛けており、それぞれのジャンルの雰囲気に合う内装を提案できます。
飲食店というざっくりとしたカテゴリーだけでなく、もっと細かいお店のジャンルに合わせた内装をデザインでき、豊富な経験でそれを作れるところがポイントです。

5位、株式会社ミュープランニング

食カルチャーのすべてをデザインするという方針の会社で、飲食関連の店舗デザインは多く手掛けている会社です。
特に最近では海外にも進出しており、日本食を海外へ、海外の食事を日本へと、食事の交流を生み出している会社で、総合的な店舗づくりをサポートしています。
食欲を引き出して食事を楽しめる店舗作り、さらにまた来たいと思える素敵な店舗作り、そのような優れた飲食店に必要な店舗作りを海外でも通用するくらいできる会社です。

新店舗の内装デザインにかかる総額費用一覧

工事にかかる費用が知りたい

店舗内装デザインの工事でかかる費用は新オーナーの気がかりになるところですよね。
実際の費用は店舗の方向性、業種、工事現場の不動産の状態など、数々の条件によって変わるため、一概に固定でいくらとは言えません。
しかしそれでは目安金額がつかめずに計画を立てづらいでしょうし、予算の感覚もつかみづらいでしょう。
そこで新店舗の内装デザインにかかる費用の項目やそれぞれの金額、すべてを合計しての総額などを事例でご紹介します。

事例1

ある美容院でかかった内装デザインで、総額は約450万円かかったという事例です。
個別の費用をご紹介していくと、共通仮設工事で約23万円、造材木工事で約80万円、設備工事で約52万円、電気工事で約50万円、空調工事で約43万円、内装工事で約44万円、塗装工事で約17万円、家具工事で約40万円、サイン工事で約21万円、諸経費で約83万円となりました。
これらから独自の値引き約5万円を含めて、合計約450万円という事例です。

事例2

こちらは飲食店での事例で、総額は約1000万円です。
個別の費用をご紹介しましょう。
共通仮設工事と残材処分で約20万円、土間とブロック工事で約11万円、木工事で約71万円、設備工事で約42万円、厨房工事で約215万円、電気工事で約78万円、空調工事で約119万円、換気工事で約52万円、内装工事で約32万円、塗装と防水工事で約63万円、建具工事で約10万円、板金工事で約7万円、ガス工事で約8万円、家具工事で約29万円、サイン工事で約23万円、雑工事で約20万円、防災工事で約16万円、諸経費で166万円となりました。
独自の値引き約5万円を引いて、約1000万円となったという事例です。

総額費用と項目について

ご紹介した2つの事例でかかった工事の項目とそれぞれの価格、合計価格はすべてその事例で必要な工事にあわせてかかったものです。
すべての内装デザインの工事でご紹介した事例の工事が必要とは限りませんし、同じ工事をしても金額が同じとも限りません。
あくまで工事の項目や金額の事例として見てください。

自分の店舗で必要な工事とその金額は?

ご紹介した事例でわかる通り、店舗内装デザインを実際に完成させるにはたくさんの種類の工事がかかり、それぞれでお金もかかります。
合計すると100万円以上、場合によっては1000万円近い出費になることもあり、具体的な金額は早めに確認しておきたいでしょう。
これは作りたい店舗の内装が具体的になり、見積もりを取るとわかります。
すでに希望が固まっているなら一度見積もりを取ってみるといいでしょう。

店舗の内装デザインは相見積もりの注意点

コツを押さえた相見積もりを

店舗内装デザインにはどうしても大きなお金がかかります。
金額は坪単価でよく表されます。
それを見るだけでもかなりまとまったお金が必要だとわかるでしょう。
無駄なお金は当然省きたいところでしょうから、相見積もりを取ることが大事です。
ただし、ただ取ればいいというものではなく、取るときのコツがあります。
それを押さえないとあまり意味がありませんから、注意点として知っておくといいでしょう。

依頼内容を明確に

相見積もりを取る前にどんな店舗内装デザインを作りたいのかをなるべく明確にしてください。
注文内容に応じて見積もりが作られますから、曖昧な相談で作った見積もりでは、実際の工事内容と違いが多く、金額もかなり変わります。
さらに依頼内容が曖昧だと相見積もりとして複数の業者に見積もりを出したとき、それぞれの業者ごとにイメージする内容が異なり、それぞれで工事内容がバラバラの見積もりが提示されがちです。
これでは正確な比較検討ができず、相見積もりを取る意味もなくなりますから、まずはどんな店舗内装デザインを作りたいのか、できるだけ明確にしてください。
そこからわからないときはまずどこかの業者で詳しく相談し、内容を明確にしてから相見積もりに入るといいでしょう。

詳細を詳しく確認しよう

それぞれの業者から見積もりが出てきたとき、パッと金額だけを比較するのではなく、詳細をよく確認してください。
注文内容をしっかり具体的にしていても、業者ごとにイメージする工事内容が微妙に違っていることもあります。
こちらの意図がきちんと伝わっている見積もりかどうかを必ず確認してください。
そこが問題ないときは金額の詳細について詳しく確認します。
坪単価に相場はありますが、実際の単価は業者ごとに変わります。
各業者で坪単価はいくらかをよく確認しましょう。
そのような単価や、工事の内容の詳細がよくわからない場合はしっかり業者まで問い合わせてください。
納得いく返事があるかどうかも相見積もりを取るときに注意したいポイントです。

最安の業者がいいとは限らない

信頼できる相見積もりを取れたとして、あとは価格の比較検討として安い業者が選ばれがちですが、最安の業者がいいとは限りません。
これも知っておきたい注意点です。
安さだけで選び、業者の対応や工事の品質に満足できなかったという事例はよくあります。
不安のある業者や、何となく違和感のある業者はたとえ最安の見積もりを提示していても、必ずしもいいとは限りません。
業者の対応や工事の品質も含めて総合的に選ぶといいでしょう。

お客さんが常に満員のあの店が教える、店舗の内装デザインの秘訣とは?

内装デザインの秘訣について

店舗内装デザインをうまく作る秘訣があればぜひ知りたいですよね。
これはお客さんが常に満員という人気店を参考にするという方法があります。
成功しているお店も実践している店舗内装デザインの秘訣についてご紹介しましょう。

コンセプトを明確にしよう

その秘訣とは何かというと、コンセプトを明確にするというものです。
そこから逆算してふさわしい内装を決めていきます。
これは世界各地に店舗を持っている超大手の飲食チェーンなども実践している、まさに秘訣といえるポイントになるでしょう。
どんな内装にするといいかはそのコンセプト次第というわけです。

コンセプトに合った内装を

コンセプトと内装の例をいくつかご紹介しましょう。
たとえば一時のくつろぎを提供するというコンセプトでカフェを作るなら、内装は落ち着いたものという方向性になるでしょう。
天井や壁紙、床などはリラックス効果のある落ち着いた色合で統一するという方法のほか、木材を使うというナチュラルな内装作りもおすすめです。
客席同士の間隔は広めにとって余裕を持たせ、お客さんがゆったりとくつろげるような空間作りを意識します。
イスやソファは座り心地のいいものを採用したいですね。
これが忙しい方に素早く食事を提供する都会の飲食店というコンセプトなら、必要な内装はガラッと変わります。
高級感や癒しといったテイストはあまり必要なく、シンプルで入りやすいお店の方が好まれがちです。
元からお客さんが長くくつろぐことを想定しないなら、客席同士の間隔は少し近くても問題はなくなります。
それよりも客席を増やしてなるべく多くのお客さんが早く入れるようにした方がコンセプトに合っているお店作りになります。
その代わり早く接客や料理を出せるよう、キッチンや従業員用の導線はしっかり確保しておくといいでしょう。
内装の種類や雰囲気は内装デザイン会社の実績でも確認ができるので、一度見てみると良いでしょう。店舗内装デザインを行うvakel(バケル)のHPには多くの実績が掲載されています。

コンセプトから逆算しよう

ご紹介した例のように、そのお店にふさわしい内装はコンセプトによって大きく変わってきますから、まずはコンセプトをしっかり決めることです。
何も決まらない段階ではどんな内装でもOKということになり、選択肢が多すぎて決められないこともよくありますが、コンセプトが決まれば自然に絞り込めていきます。
お店のコンセプトに合った内装にできると狙い通りのお店作りができ、自分の夢が叶うことにもなるでしょう。
このようにまずコンセプトを決め、そこから逆算するという方法は人気店もやっている秘訣となる方法ですから、ぜひ参考にしてみてください。

まさかそんなはずでは?店舗内装の失敗例

失敗事例も知っておこう

店舗内装を成功させるためにも、ありがちな失敗事例を知っておくといいでしょう。
うまく内装を作れたという成功事例もあれば、残念ながら失敗に終わったという事例も実は珍しくはありません。
それらは貴重な教訓となります。
店舗内装を成功させるためにも知っておきたいありがちな失敗事例をいくつかご紹介します。

店内にいて落ち着かない

素敵な内装にできたと思ったものの、実際に完成した店舗にいると落ち着かないという事例があります。
それだけ人が寄り付きにくい内装になってしまうわけですから、店舗の内装としては予想外の失敗ということになりがちです。
店内で落ち着かない原因は1つだけではありません。
たとえば照明が明るすぎる、暗すぎるなど、適切な照明が作れないと落ち着かない店内になりがちです。
他の原因には客席が多すぎるなどの原因で、それぞれの席が近すぎるというものもあります。
図面で見たときには問題ないようでも、実際に店舗の内装が完成し、客席を置いてみると感じ方が変わることもよくあります。
スペースに余裕がないということは店員やスタッフが通る導線にも余裕がなく、これもまた店内で落ち着かない原因という事例もあります。

空調がうまく管理できていない

換気や温度管理がうまくできていない空間に長時間いるのはストレスになりやすいものです。
店舗を作るなら適切な換気や温度管理はできるだけ押さえたいポイントですが、これもうまくできなかったという事例があります。
換気がうまくいかず、ニオイや煙がうまく排出されなかったり、特定の席だけ暑い、寒いなど温度管理にムラがあったりということです。
こうなるとお客さんを呼びにくい店舗となり、内装としては失敗事例となるでしょう。

予算との折り合いがうまくつかない

どのような店舗内装にできるかは予算も大きく関係します。
強い希望があったものの、予算の折り合いがつかなくて一部だけしか実現できず、中途半端な内装になってしまうという事例もあります。
それでも納得できればいいのですが、悔いが残る内装になった場合はこれも失敗事例となるでしょう。
また、内装にこだわりすぎて予算がかさんでしまい、開店後の運転資金が苦しくなったという事例もあります。
これもまた悔いの残る内装になりがちで、知っておきたい失敗事例となるでしょう。

失敗事例をいかしていい内装を作ろう

このように店舗内装にはたくさんの失敗事例があります。
華々しい成功事例に目がいきがちですが、失敗事例は貴重な教訓となりますからぜひ確認しておくといいでしょう。

店舗の内装デザインの坪単価はいくら?

坪単価について

気になる店舗の内装デザインにかかる費用については坪単価を確認するのが基本です。
坪単価とは1坪あたりいくらと表された価格の単価で、内装デザインにかかる費用はこの形でよく示されます。
あとは工事予定の店舗の広さに合わせて価格が決まる仕組みです。
必要な費用を確認するためにも知っておきたいポイントです。

坪単価はいくらになる?

業種を問わない平均では30〜40万円ほどです。
業種や工事の詳細が決まっていない段階でおおよその目安が欲しいときはこの金額を参考にするといいかもしれません。
ただ、この金額は業種や工事の内容によってもかなり変わるため、できればその店舗の業種や工事の内容をある程度絞り込めてから確認するのがおすすめです。

業種との関係

坪単価は必要な工事が多いほど高くなる傾向にありますから、特殊な設備が必要になる業種ほど高くなります。
そのような業種とは、たとえば飲食店や美容院です。
飲食店は調理のための設備、美容院ならシャンプー台や鏡、イスなどカットのための設備といったように、特殊な設備のための工事が発生するために工事費も高くなりやすいのです。
飲食店では30〜50万円、美容院では40〜80万円ほどが坪単価の相場といわれます。
逆にこれが安くなる業種というと、たとえば小売店などです。
飲食店や美容院などに比べると必要な工事が少ないこともあり、その単価は10〜20万円程度になることもあります。
このように業種によって変わるため、これを決めてから確認することも大事です。

同じ業種内でも工事内容によってケースバイケース

さらに同じ業種内でも坪単価は工事内容によって変わる部分もかなりあります。
お金がかかりやすい飲食店や美容院といった業種でも、あまり凝った内装にせず、必要最低限のシンプルな内装を希望すれば安くなることもあります。
それだけ必要な工事が減るためです。
逆に小売店などの内装デザインも高級店を想定してかなり凝ったデザインにすると高くなることもあります。
どんな工事内容を希望するか、それはつまりどんな店舗内装デザインを希望するかによって坪単価は変わりますから、作りたい店舗の内装をしっかり具体的にして確認すると、実際の工事費がよくわかるでしょう。

坪単価の確認や調整は業者まで相談

選んだ業種や、現時点での内装案によってどれくらいの坪単価となるか、個別に確認しながら詳細を決めていきたいこともあるでしょう。
そんなときは気軽に業者まで相談してみるといいです。
そこでかかる金額を見て、予算をもう少し調整したければ内装を変更するなどすればOKです。
どうすれば坪単価を今より調整できるかも業者まで相談するとわかりやすいでしょう。